4. ダイオードの取り付け
まずは裏面から実装(電子部品のはんだ付け)をしていきます。
知っておきたいこと
- ダイオードは各キースイッチの動作を正しく認識するためにつけます
- ダイオードには向きがあります(一方向にしか電流を流さない)
- ダイオードの向きが逆だと、対応するキースイッチが反応しないので向きに注意してください
- 通常よりコンパクトなSMDダイオードも使用可能ですが、ハンダ付けには慣れが必要です
ダイオードを折り曲げる
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付属のダイオードベンダーで折り曲げる。
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市販のリードベンダーで曲げてもOKです。
ダイオードを取り付ける
ダイオードは裏面から差し込みます。
裏面(“Right/Back”, “Left/Back"が見える面)を上に向けます。
ダイオードを差し込む
- 三角と棒を組み合わせたマークがダイオードです。
- 三角の先の縦棒と、ダイオードの黒線を合わせます。
- ダイオードを全て差し込みます。
(全てのダイオードは同じ向きになっています)
ダイオードが浮かないようにマスキングテープで固定する
- マスキングテープを貼る前にもう一度ダイオードの向きを確認してください!
- ダイオードが浮いていると高さが出てしまい、ボトムプレートに当たってしまうことがあるので丁寧に密着させてください!
ハンダ付け
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ひっくり返して、ダイオードの足をニッパーで切ります。リード線を0.5〜2mmくらい残してください。
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リード線とパッドの両方にコテ先をあてます
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ハンダをあてて、適量を溶かします。コテ先をあてる時間は3秒くらいを目安にしてください。
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光沢があり、富士山の形のように両側にフィレットができると良いはんだ付けと言われています。
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リード線を残す長さやハンダの量など感覚がつかめてきたら、いっぺんに足を切ってはんだ付けしても良いです。
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全てのはんだ付けが完了したらマスキングテープを外し、ダイオードが浮いていないかチェックしてください。
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ダイオードが浮いてしまった場合は、ハンダを温め直して押し込んだり、ハンダ吸い取り線で一旦ダイオードをとり、新しいものをはんだ付けするなどしてください(火傷に注意!)
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両方の基板をはんだ付けしたら完了です。
最終更新 July 2, 2020